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基礎からはじめるUML2.1
 UMLが登場して、すでに10年以上が経過しました。その間に、IT技術も大きく変わりました。開発の主流も、メインフレーム、クライアント/サーバからJ2EEや.NETなどのWebベースの分散システムになっています。また、現在はJavaによるビジネスシステムだけではなく、組み込みのシステム開発も増えています。このようなインフラやミドルウェアの変化に伴い、設計技術であるUMLもこれらのIT技術に対応し、新たにUML2となりました。
 UML2は、J2EEや.NETのコンポーネント設計に対応しました。これにより、今までのUMLでは記述できなかったインターフェースの設計が行えるようになりました。具体的には、クラス図で無理に書いていたインターフェース記述を、新しいUML2のコンポーネント図により正確に設計できるのです。もはや、現状の開発環境に合っていないUML1.xを使い続ける必要はありません。
 本書は、UML2の機能と使い方をわかりやすく解説しています。また、事例を用いながら、具体的なUMLによる設計を学習していきます。さらに、OCUPやUMLモデリング技能技能認定試験の学習用としても利用できます。
カバーイメージ
著者:株式会社テクノロジックアート 監修:長瀬嘉秀
B5変形・320ページ・2色
本体価格:2,200円+税
ISBN978-4-88166-641-8
 
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目次を表示する ≫
Part1 UMLとは
Chapter1-01 UMLとは
Chapter1-02 UMLの歴史

Part2 オブジェクト指向の基礎
Chapter2-01 オブジェクト指向とは
Chapter2-02 オブジェクト指向開発

Part3 構造を表すUMLダイアグラム
Chapter3-01 オブジェクト図
Chapter3-02 クラス図
Chapter3-03 コンポジット構造図
Chapter3-04 コンポーネント図
Chapter3-05 パッケージ図
Chapter3-06 配置図


Part4 振る舞いを表すUMLダイアグラム
Chapter4-01 アクティビティ図
Chapter4-02 ユースケース図
Chapter4-03 シーケンス図
Chapter4-04 コミュニケーション図
Chapter4-05 ステートマシン図
Chapter4-06 タイミング図
Chapter4-07 相互作用概要図

Part5 UML応用編−分析
Chapter5-01 業務の流れを把握する
Chapter5-02 システムの機能を抽出する
Chapter5-03 機能の仕様を分析する
Chapter5-04 オブジェクトを抽出する
Chapter5-05 分析クラス図を作成する

Part6 UML応用編−設計
Chapter6-01 アーキテクチャを決定する
Chapter6-02 システムの振る舞いを設計する
Chapter6-03 オブジェクトの状態遷移を設計する
Chapter6-04 クラスの仕様を設計する
Chapter6-05 プラットフォームへ展開する
Chapter6-06 システムの配置構成を設計する

Appendix A パターンウィーバー2.3について
Appendix B OMG認定UML技術者資格試験プログラム
Appendix C UMLモデリング技能認定試験

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