パソコン書・ビジネス書出版のソーテック社

ソーテック社 | パソコン・ビジネス書籍出版

Yahoo!Googleで上位ランクするための 新版 SEO完全計画

Google検索

Google

WWW を検索
sotechsha.co.jp を検索
Fireworks CS3 スーパーリファレンス for Windows & Macintosh
 FireworksがAdobeファミリーとなり、CS3にバージョンアップしました。今回のバージョンアップでは、Web用の画像作成ソフトとしての機能により特化し、さらに他のCreative Suite製品との連携が強化されています。

 Fireworks CS3では、デザインを重視するWebサイト構築のワークフローに重点が置かれています。テレビや紙のメディアに次ぐ媒体として、Webというメディアが一般に広く浸透することにより、サイトデザインの重要性は高まるばかりです。

 これまでのようにHTMLを記述し、必要に応じてボタン等のオブジェクトを配置するワークフローでは、HTMLコーディングを優先するあまり、デザインを妥協せざるを得ないこともありました。その問題を解決するために、先にデザインを決定し、コーディングを進めるという手法がこれからの標準ワークフローとなりつつあります。もちろん、Fireworksにもデザインを優先するワークフローのための機能が搭載されています。新機能である「ページ」は、サイト全体を一つのファイルにまとめ、HTMLを記述する前のデザインカンプを作成できます。

 Fireworksで作成されたグラフィックを他のAdobe製品間でシームレスにやり取りできる点も大きなメリットの一つです。HTMLのコーディングを行なうDreamweaverはもちろんのこと、Photoshop、Illustrator等、より高機能なアプリケーションで編集を行なった画像をFireworksでWeb用に最適化するといった一連のワークフローをより簡単に行なうことができます。

 また、Fireworksではアセットの管理が重視されています。アセットとは日本語に略すと「資産」ということになりますが、これまで作ったボタン等のオブジェクトを繰り返し使うことで、サイト構築の効率化が図れます。FireworksではPhotoshopの「スタイル」のようにフィルタ等の効果を登録できるだけでなく、ボタンやアニメーションをシンボルとしてライブラリに登録し、繰り返し利用できます。CS3に加わった「リッチシンボル」という機能を使えば、ライブラリに登録しているシンボルをプロパティパネルから画像に変更を加えることなく編集できます。

 本書では、Webサイト用の画像を初めて作る初心者の方から、すでにWebデザイナーとして活躍されているプロフェッショナルの方までを対象に、Fireworksのほぼすべての機能を図版を多く用い、操作手順にわけることでわかりやすく解説しています。本書がデザイン性の優れたサイト構築、効率的なワークフローのヒントになれば幸いです。

2007年7月
Web&HP研究会
カバーイメージ
著者:Web&HP研究会
B5変形・352ページ・オールカラー
本体価格:2,480円+税
ISBN978-4-88166-605-0
 
本の購入はこちらからどうぞ
アマゾンで購入 セブンネットショッピングで購入 楽天ブックスで購入
サポートページへ
目次を表示する ≫
Part 1 Fireworksの第一歩
Chapter1.1 Fireworksとは
Chapter1.2 ホームページ作りに必要な知識
Chapter1.3 起動と終了、新規作成
Chapter1.4 ファイルを開く・読み込む
Chapter1.5 ファイルの保存と書き出し
Chapter1.6 Fireworksのインターフェイス
Chapter1.7 ルーラ・ガイド・グリッド
Chapter1.8 キャンバスサイズ・カラーの変更と切り抜き

Part 2 図形・テキストの操作とレイヤー・フレーム
Chapter2.1 図形を描く
Chapter2.2 テキストを入力する
Chapter2.3 図形の選択・移動・コピー
Chapter2.4 シンボルとライブラリ
Chapter2.5 ボタンシンボルの作成
Chapter2.6 レイヤーの基本操作
Chapter2.7 ページの操作
Chapter2.8 不透明度とブレンドモード
Chapter2.9 イメージのマスキング
Chapter2.10 フレームの基本操作

Part 3 ストローク、塗り、ライブフィルタ
Chapter3.1 ストロークの設定
Chapter3.2 「塗り」と単色の設定
Chapter3.3 パターンとグラデーション
Chapter3.4 ライブフィルタ
Chapter3.5 スタイルを活用する
Part 4 図形のハンドリング
Chapter4.1 オブジェクトの変形
Chapter4.2 図形の重ね順と整列
Chapter4.3 パスの結合、グループ化とマスク
Chapter4.4 合成とパスの操作

Part 5 ビットマップイメージの操作
Chapter5.1 ビットマップへの変換と選択
Chapter5.2 ビットマップの編集
Chapter5.3 「フィルタ」メニュー

Part 6 データの書き出しとアニメーション
Chapter6.1 データの書き出し
Chapter6.2 色深度とパレット
Chapter6.3 透明化とインターレースの設定
Chapter6.4 JPEGマスクによる画像圧縮
Chapter6.5 アニメーションの作成と書き出し

Part 7 イメージマップ、スライス、ロールオーバー
Chapter7.1 イメージマップの作成
Chapter7.2 スライスの作成
Chapter7.3 ロールオーバーの作成
Chapter7.4 スワップイメージの作成と効果
Chapter7.5 ナビゲーションバーの作成
Chapter7.6 ポップアップメニュー

Part 8 作業効率を高めるための機能
Chapter8.1 文字列やオブジェクトの属性の検索と置換
Chapter8.2 バッチ処理
Chapter8.3 URLの管理
Chapter8.4 「ヒストリ」パネルとコマンドの作成
Chapter8.5 ショートカットのカスタマイズ

Part 9 付録
 ストローク一覧
 テクスチャー一覧
 パターン一覧
 グラデーション一覧
 共有ライブラリ一覧
≪ 目次を隠す
※お使いのブラウザでJavaScriptが無効の場合は機能しません。