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詳細! SwiftUI iPhoneアプリ開発入門ノート[2020] iOS 14+Xcode 12対応
SwiftUIと冒険に出よう!
本書はiPhoneアプリのUIを作るSwiftUIフレームワークの入門解説書です。SwiftUIの特長はなんと言っても驚くほど単純な構造でしょう。
アプリで見慣れたUIを作るコードをドラッグ&ドロップだけで入力でき、その名もモディファイアと呼ぶコードで飾るようにアレンジしていきます。
ただ、オブジェクト間のデータバインディングやプロパティのパブリッシュと観測など少し戸惑う面もあり、そのあたりが最終的にSwiftUI攻略の鍵を握っています。

・手順を試しながら開発手法を習得する
本書では開発環境Xcodeの使い方から、SwiftUIコードの便利な入力補完機能などをステップを追って段階的に説明します。ポイントとなる箇所にはマーカーを引き、長いコードも見てすぐわかるように枠囲みや補足説明を付けました。少し難しい中級者向けの内容には「Level Up」アイコンが付いてます。
Chapter 1では簡単なSwiftUIアプリを試しに1個作り、これからの学習の準備をします。
Chapter 2ではコードの効率的な入力と最初に知っておきたいレイアウト調整について学びます。
Chapter 3は写真や図形の表示と画像効果を取り上げます。
Chapter 4では複数のデータを扱うリスト表示やナビゲーションリンクをSwiftUIではどのように行うかを説明します。リンクリストからWebブラウザを開く例も示します。
Chapter 5はボタン、スイッチ、スライダー、デートピッカー、テキストフィールド入力などのUI部品を取り上げます。ここでは@Stateという重要なキーワードが登場し、条件分岐やオプショナルバリューの扱いなどコードも本格的になってきます。
Chapter 6はシート、スクロールビュー、ダブビューなどの各種ビューを取り上げます。
Chapter 7はバインディングとオブジェクトの共有です。@Bindingをはじめとした複数のキーワードに加えて、クラス定義やプロトコルなども扱います。
最終章のChapter 8では新しくSwiftUIに対応したMapKitフレームワークのMap()を使って地図表示を行います。アノテーションの表示や現在地の追従などもシミュレータや実機を使って試してみましょう。

・Swift初心者のための基礎知識入門
SwiftUIを使うにしても、プログラミング言語Swiftの基礎力が欠かせません。
そこで、各セクションを補完するように「Swiftシンタックスの基礎知識」の解説を設けました。
変数、演算子、制御構造、構造体、配列、関数、例外処理、オプショナル、クラス、継承など、これだけは知っておきたい内容に絞って丁寧に説明しました。プログラミングの基礎力をしっかり備えましょう。

・見たこともない世界へ
新しい世界には新しいデバイスが必要だ。新しいデバイスを作るには新しいツールが欠かせない。
昨年、2019年初夏のAppleデベロッパカンファレンスWWDCで発表されたSwiftUIを目にしたとき、多くの開発者たちは瞬時にその使命を受け止めたに違いありません。そこからの1年、SwiftUIは大胆に確実に進化しています。新しい世界への道のりが冒険ならば、進化は冒険への挑戦であり、わたしたちは冒険者です。
2020年はコロナ禍が立ちはだかり、ともすると希望まで封じ込められた閉塞感に陥りそうです。
でも、夢の自粛なんてまっぴらです。見たこともない世界へ、SwiftUIと冒険に出かけましょう!
カバーイメージ
著者:大重美幸
B5変形・400ページ・オールカラー
本体価格:2,800円+税
ISBN:978-4-8007-1279-0
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まえがき 
本書の構成
サンプルプログラムのダウンロード・サポートページ

Chapter 1
SwiftUIアプリを作って試す/Playgroundの活用
Section 1-1 Xcodeのインストール
Section 1-2 SwiftUIを使うプロジェクトを作る
Section 1-3 エディタとキャンバスを使ってみよう
Swiftシンタックスの基礎知識 コメント文を利用しよう
Section 1-4 iPhoneシミュレータを使う
Section 1-5 iPhoneの実機でアプリを試そう
Section 1-6 Playgroundを活用してSwiftを学ぼう
Swiftシンタックスの基礎知識 変数、定数、型、繰り返し

Chapter 2
テキスト表示で学ぶ基本操作とレイアウト調整
Section 2-1 新しいテキストを追加する
Swiftシンタックスの基礎知識 リードオンリーの変数
Section 2-2 コードを効率よく入力する
Section 2-3 フォントや縦横サイズを設定する 
Section 2-4 レイアウトを調整する

Chapter 3
イメージと図形の表示/配置/画像効果
Section 3-1 イメージを表示する
Section 3-2 図形の作成と配置
Section 3-3 画像効果を使う
Swiftシンタックスの基礎知識 ビューを定義する

Chapter 4
リスト表示とナビゲーションリンク
Section 4-1 コンテンツのリスト
Section 4-2 配列をリスト表示する 
Swiftシンタックスの基礎知識 配列
Section 4-3 複数のセクションがあるリスト
Section 4-4 行に表示するビューを定義する
Section 4-5 リストから詳細ページを開く
Swiftシンタックスの基礎知識 構造体とユーザー定義関数
Section 4-6 ブラウザで表示するWebリストを作る

Chapter 5
ボタンやテキストフィールドなどユーザー入力で使う部品
Section 5-1 ボタンで実行する
Swiftシンタックスの基礎知識 乱数を作る
Section 5-2 オン/オフ切り替えトグルスイッチ
Swiftシンタックスの基礎知識 条件分岐と論理演算子
Section 5-3 ステッパーでカウントアップ
Swiftシンタックスの基礎知識 構造体で使う関数
Section 5-4 スライダーを作る
Swiftシンタックスの基礎知識 よく使う便利な関数
Section 5-5 ホイールピッカーを作る
Section 5-6 セグメンテッドコントロールを作る
Swiftシンタックスの基礎知識 switch文
Section 5-7 ピッカーとナビゲーションビューを組み合わせる
Section 5-8 デートピッカーを作る 243
Section 5-9 キーボードでテキストフィールド入力
Swiftシンタックスの基礎知識 オプショナルバインディング
Section 5-10 テキストエディタでテキストの読み書き
Swiftシンタックスの基礎知識 do-try-catch を使う例外処理

Chapter 6
アラート、アクション、モーダル、スクロール、タブの各種ビューを使う
Section 6-1 アラートを表示する
Section 6-2 アクションシートを表示する
Section 6-3 シートで作るハーフモーダルビュー
Section 6-4 スクロールビューを作る
Section 6-5 タブでビューを切り替える

Chapter 7
バインディングとオブジェクトの共有
ection 7-1 @Binding変数を別のビューの変数とひも付けて使う
Section 7-2 @Bindingを使ってビューを閉じるボタンを作る
Section 7-3 オブジェクトを見張ってビュー表示を更新する
Section 7-4 ObservableObjectオブジェクトを使ったミニゲーム
Section 7-5 どこからでも共有できる@EnvironmentObject
Swiftシンタックスの基礎知識 クラス定義

Chapter 8
SwiftUIのMap()で地図表示
Section 8-1 Map()で地図を表示する
Section 8-2 地図にアノテーションを表示する 
Section 8-3 現在地を表示して移動をフォロー

INDEX
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