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基礎からはじめるUML2.4
UMLが登場して、すでに10年以上が経過しました。その間に、IT技術も大きく変わりました。開発の主流も、メインフレーム、クライアント/サーバからJava EEや.NETなどのWebベースの分散システムになっています。また、現在はJavaによるビジネスシステムだけではなく、組み込みのシステム開発も増えています。
このようなインフラやミドルウェアの変化に伴い、設計技術であるUMLもこれらのIT技術に対応し、新たにUML2.xとなりました。
UML2.xは、Java EEや.NETのコンポーネント設計に対応しました。これにより、今までのUMLでは記述できなかったインターフェースの設計が行えるようになりました。具体的には、クラス図で無理に書いていたインターフェース記述を、新しいUML2.xのコンポーネント図により正確に設計できるのです。
本書は、UML2.xの機能と使い方をわかりやすく解説しています。今回の改訂にあたり、最新のUML2.4に対応し、プロファイル図を追加しています。
また、事例を用いながら、具体的なUMLによる設計を学習してくことができます。さらに、OCUPの学習用としても利用できます。
カバーイメージ
著者:株式会社テクノロジックアート 監修:長瀬嘉秀
B5変形・320ページ・2色
本体価格:2,380円+税
ISBN978-4-88166-998-3
 
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目次を表示する ≫
Part 1 UMLとは
Chapter 1-1 UMLとは
Chapter 1-2 UMLの歴史

Part 2 オブジェクト指向の基礎
Chapter 2-1 オブジェクト指向とは
Chapter 2-2 オブジェクト指向開発
Column オブジェクト指向開発の利点

Part 3 構造を表すUMLダイアグラム
Chapter 3-1 オブジェクト図
Chapter 3-2 クラス図
Chapter 3-3 コンポジット構造図
Chapter 3-4 コンポーネント図
Chapter 3-5 パッケージ図
Chapter 3-6 配置図
Chapter 3-7 プロファイル図

Part 4 振る舞いを表すUMLダイアグラム
Chapter 4-1 アクティビティ図
Chapter 4-2 ユースケース図
Chapter 4-3 シーケンス図
Chapter 4-4 コミュニケーション図
Chapter 4-5 ステートマシン図
Chapter 4-6 タイミング図
Chapter 4-7 相互作用概要図

Part 5 UML応用編─分析
Chapter 5-1 業務の流れを把握する
Column 用語集で標準化する
Column アクティビティ図作成のポイント
Chapter 5-2 システムの機能を抽出する
Chapter 5-3 機能の仕様を分析する
Chapter 5-4 オブジェクトを抽出する
Column オブジェクト図作成のポイント
Chapter 5-5 分析クラス図を作成する
Column 分析クラス図作成のポイント

Part 6 UML応用編─設計
Chapter 6-1 アーキテクチャを決定する
Column コンポーネント図の使い方
Column コンポーネント図の進化
Column 特定のプラットフォームに依存しない
Chapter 6-2 システムの振る舞いを設計する
Column シーケンス図作成のポイント
Chapter 6-3 オブジェクトの状態遷移を設計する
Column ステートマシン図作成のポイント
Chapter 6-4 クラスの仕様を設計する
Column 経由して依存
Column 設計クラス図と分析クラス図
Chapter 6-5 プラットフォームへ展開する
Column プラットフォームへの展開のポイント
Chapter 6-6 システムの配置構成を設計する
Column 配置図作成のポイント

Appendix A パターンウィーバー2.4について
Appendix B OMG認定UML技術者資格試験プログラム

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