FileMaker 2023 スーパーリファレンス Windows & macOS & iOS対応 | ||
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はじめての方から企業での開発をめざすユーザーまで FileMaker Pro 2023のわかりやすく詳しい解説書です。 本書は、FileMaker 2023(Ver.20.1)プラットフォーム(FileMaker Pro 2023、FileMaker Server 2023、FileMaker Cloud、FileMaker Go)の入門者から中級ユーザーを主な対象にしています。図版を多用し、何をどのように行えば、どのような結果が出るのかということを、読者が直観的につかめるよう解説し、しくみ、機能、操作をわかりやすく、幅広く紹介しています。 企業内で自前でデータベースの開発を考えFileMaker環境を検討しているユーザーが、どのような機能を使うと目的とするデータ処理が可能になるかについてもわかる内容となっています。 FileMaker Pro 2023では、GetLiveText関数、GetBaseTableName関数、 Get (キャッシュファイルパス) 関数、Get (キャッシュファイル名) 関数、BaseTableNames 関数、 BaseTableIDs 関数、ReadQRCode 関数(Windowsのみ)、Get (変更されたフィールド) 関数、 コールバックを使用してサーバー上のスクリプト実行スクリプトステップ、 Claris Connect フローをトリガスクリプトステップが追加されています。 セキュリティ面では、Open SSL 3.0への対応、OAuth2.0経由でのGoogle Workspace、Microsoft 365への対応、作成/変更/削除のログを作成するOnWindowTransactionスクリプトトリガが追加されています。 FileMaker Server 2023では、WebDirectの1000クライアントサポート、Ubuntu 22 LTSサポート、ログの追加、強制がベージコレクション、ホストできるファイル数の上限変更などの機能追加がなされています。 大規模データベースの構築にも堪えるFileMakerですが、その肝はリレーションシップの使い方にあります。本書では、よりシンプルな具体例でリレーションの組み方、ポータル操作をやさしく解説し、企業での開発の第一歩として役立てるはずです。 また、PCやモバイル端末のWebブラウザからFileMaker Proファイルを共有してデータ処理の行えるFileMaker WebDirectによるデータベース公開や、iPhone、iPadで無償で使えるFileMaker Goについてもセッティングから運用までを詳細に解説しました。 FileMakerプラットフォームと平行してリリースされたClarisプラットフォーム(Claris Pro、Claris Studio、Claris Connectなど)についてはChapter1で簡単に概要を解説しています。 ここでFileMaker Proの特長や利点をあげておきましょう。 FileMaker Proでは、ユーザー自身によるデータベースの作成・改良、レイアウト変更、データのブラウズなどが自由自在に行なえます。検索、ソートなども簡単に行うことができ、求めているデータを素早く探し出したり並べ替えて表示することができます。さらにリレーション、スクリプト、関数を使いこなすと、より高度なデータベースの構築も行なうことができます。 FileMaker 2023プラットフォームを覚えたい方に自信をもっておすすめできる一冊です! 本書が読者の皆様のスキルの向上に役立つことができれば幸いです。 |
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著者:野沢直樹・胡正則 B5変形・400ページ・オールカラー 定価:3,080円(本体:2,800円+税10%) ISBN978-4-8007-1322-3 |
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CHAPTER 1 FileMaker Proの準備
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1.1 FileMaker Proはどんなソフト? 1.2 FileMaker Proの基本操作と構造 1.3 起動と終了、ファイルの操作 1.4 ステータスツールバーの操作方法 1.5 環境設定とファイルオプション CHAPTER 2 住所録をつくってみよう 2.1 最初にフィールドを作成する 2.2 データ入力とレコードの操作 2.3 レイアウトをつくってみよう 2.4 テーブルの作成と追加 CHAPTER 3 フィールド定義 3.1 フィールドのタイプ 3.2 フィールドオプションの設定 3.3 計算フィールドの設定 3.4 集計フィールドの設定 3.5 繰り返しフィールドの活用 3.6 値一覧の活用 CHAPTER 4 レイアウトをつくろう 4.1 フォームレイアウトの作成 4.2 テーマの変更、タッチデバイスに最適化したレイアウトの作成 4.3 リスト形式、レポートの作成 4.4 ラベルレイアウト 4.5 レイアウトモードの基本操作 4.6 レイアウトツール 4.7 オブジェクトの表示に関する設定 4.8 文字スタイルを設定する 4.9 数字、日付、時刻、画像の書式設定 4.10 フィールドスタイルの設定 4.11 オブジェクトの配置 4.12 オブジェクトタブを活用する 4.13 レイアウトパートの設定 4.14 グラフレイアウト CHAPTER 5 ブラウズの操作 5.1 データの入力方法 5.2 Tabキーによるフィールド移動順の変更 5.3 表形式での操作 CHAPTER 6 検索を行う 6.1 検索の基本と検索例 6.2 テキストフィールドの検索 6.3 数字フィールドの検索 6.4 日付、時刻フィールドの検索 CHAPTER 7 ソート(並べ替え)を行う 7.1 ソートの基本操作 7.2 フィールドタイプごとのソート 7.3 さまざまなソート例 CHAPTER 8 スライド設定と印刷 8.1 スライド設定 8.2 印刷の実行 CHAPTER 9 リレーションとポータル 9.1 リレーションシップの設定 9.2 ポータル機能 9.3 ルックアップ 9.4 リレーションシップの応用1 9.5 リレーションシップの応用2 CHAPTER 10 スクリプトとボタンの作成 10.1 スクリプトの作成 10.2 ボタン機能 10.3 スクリプトの活用 10.4 スクリプトトリガ CHAPTER 11 データのインポートとエクスポート 11.1 レコードのインポート 11.2 他のアプリケーションのデータのインポート 11.3 ODBCデータのインポートとSQLクエリー 11.4 レコードのエクスポートと保存 CHAPTER 12 ファイル共有とアクセス権、WebDirect、FileMaker Go 12.1 ファイル共有 12.2 パスワードとアクセス権 12.3 FileMaker WebDirectによるデータベース公開 12.4 FileMaker WebDirectデータベースの運用方法 12.5 FileMaker Goを使う 12.6 FileMaker Goでバーコード入力 CHAPTER 13 関数・スクリプトステップ一覧 13.1 関数一覧 13.2 スクリプトステップ一覧 ≪ 目次を隠す |