ビジネスが劇的に変わる! エクセル データ分析の教科書 | ||
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「データを眺め、知りたい内容を明確にする」 ビジネスデータは、とりもなおさず現実を表しています。いまの実力であり、実際の姿です。 このデータを使って現状を分析し、意思決定する。説得力のある提案をし、相手に動いてもらう。 データの理想を知りつつも、多くの人はあふれる情報を前に考え込んでいることでしょう。 当然、データを漫然と眺めるだけでは、それは別の表情を見せてはくれません そこには、少しの努力が必要です。ハッキリした意図を持って、手元のデータをしつこく見つめることで、ようやく役立つ情報が手に入ってきます。 いま、データを分析する力が求められています。 データ分析とは、取得したデータを多様な角度から眺め、問題や課題、成果や成功を見つけ、改善と拡大に向けて施策を実行することです。 厄介そうですが、身構える必要はありません。まずは、手元のデータを眺め、知りたい内容を明確にするところから始めるといいでしょう。 1つの項目を絞り込むと、そこにある特長が見えてきます。 羅列した数値を条件で色分けすると、傾向がハッキリします。 ピボットテーブルで切り出したデータには、改善のヒントが隠れています。 「見える化」したグラフからは、データの主張を感じます。 フレームワークで見せれば、相手が納得する論理的な説明ができます。 データをどう扱うか、どう集計するかは、自分の判断に委ねられています。 分析する方法も自由です。自分の視点の数だけデータ分析の方法があります。 ただし、正しく読み取るには、いくつかの手法も覚えておきたいところです。 本書は、例題を元に、ビジネスデータを分析する力を磨くためのテクニックを数多く紹介しています。 万人に満足できる例題とはいかなくても、切り口の創造力は感じていただけると思います。 本書でエクセルの機能と汎用性を理解し、実務に生かすコツを感じていただけたならば嬉しく思います。 そして、本書が皆さまの仕事に役立つことを願っております。 |
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著者:渡辺克之 B5変形・304ページ・オールカラー 本体価格:1,980円+税 ISBN978-4-8007-1085-7 |
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Prologue もっとビジネスデータに目を向けよう
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・日々のビジネスデータを分析する ・エクセルを使ってデータ分析力を磨こう ・数値を視覚化するとわかりやすくなる ・データ分析であるべき姿を実現する ・テキストファイルなどの外部データを取り込む ・いくつかの特殊な分析ツールを利用する Part 1 基本機能編 ・まずは「テーブル」を用意してみよう ・条件に合ったデータだけを取り出そう ・目的通りにデータを並べ替えよう ・条件を設定してデータを視覚化する ・データをビジュアル化して読みやすくする Part 2 応用機能編 ・ピボットテーブルならデータを多面的に分析できる ・概要から詳細へ分析視点を移していく ・データの分析軸を変えて別視点から眺める ・いろいろな条件で分析する断面を見つける ・データを分類してまとまりを持たせる ・いろいろな数値でデータを眺めてみる ・独自の新しい視点からデータを眺めてみる ・ピボットグラフで数値を視覚化する ・ピボットグラフで分析視点のイメージを変える Part 3 分析事例編 ・市場成長率と相対シェアから事業内容を精査する ・3次元の情報から現状と問題を深読みする ・顧客の購買データを分析して販売戦略を組み立てる ・儲かる? 儲からない? そのギリギリの地点を見つけ出せ! ・商品をランク分けして効果的な販売施策を立てる ・社員別売上のばらつきから改善テーマを見つける ・事業の売上推移からこれからの動向を分析する ・季節で変化する需要を見越して販売計画を立てる ・折れ線グラフから元気のある商品を見つける ・2つの項目間の関わりや傾向を推察する ・グラフに線を加えて視覚的な判断材料を手に入れる ・過去のデータから将来の数値を予測する ・売上に影響を及ぼしている要因を分析する ・制約条件を満たす最適な解を探し出す ・複数のデータを標準化して比較・検討する ・要素を比較・評価して次の一手を導き出す ・アンケート結果から適切な商品価格を設定する Part 4 紙面制作編 ・図版の位置にこだわって魅力的な文書を作る ・文章中にさりげなく写真を溶け込ませる ・雑誌風のレイアウトで読み手の心をつかむ ・洗練された雰囲気を出してアピールする ・行の制約を受けずに凝った文書を作る ・いつも最新のグラフデータでプレゼンする ・パワポとワードでプレゼン資料を使いこなす ・ワード文書をパワポスライドに生かす ≪ 目次を隠す |