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「図・表・グラフ」で企画・プレゼンを極める! パワポで簡単 伝わるチャートデザイン PowerPoint 2007/2003/2002対応
「ビジネスチャート」で思考する 〜Business Chart Thinking〜

ロジカルシンキング(論理的思考)の重要性を説く本が数多く出版されています。ロジカルシンキングは、ある枠組みで情報を整理することで因果関係を発見したり、問題の解決を導き出すものです。論理的な説明を必要とするため、プレゼンや交渉術に活用できる手法として人気があります。本書がテーマにしている「チャート」も、根底は同じところにあります。チャートとは、図・表・グラフなどによる表現全般を言います。チャートにすると、言葉で説明すると複雑で冗長になりがちな内容が、簡潔に直感的にまとめられます。根拠を持ってインパクトある図解で表すのですから、自然とわかりやすくなり説得力も高まります。

プレゼンでは、話し手は「わかりやすく伝え」、聞き手(読み手)は「納得して」お互いに良好なコミュニケーションを図ることが大事です。たとえば、作成した資料が「キレイに作られているけれど、まとまりがないね」と言われては、良好なコミュニケーションを取ることはできません。「話し手は多くの情報を提供したい。しかし、聞き手は多くの情報を一度に理解することはできない」これを解消するには、「チャート」が効果的なのです。

本書では、仕事で使うために作成するチャートを「ビジネスチャート」と定義し、その種類と用途、適用範囲と可能性を紹介しています。そして、同時に多くのサンプルを掲載しました。PowerPointで作成したこれらのサンプルは、適度な情報量を収め、多くを語らずに、聞き手とコミュニケーションできるスライドに仕上げました。何より「○○するときに使う」と用途を明確にしたことで、実践での利用イメージが膨らむことと思います。

文章を箇条書きにする。表にする。数値をグラフにする。そして図解する。チャートには様々な表現方法があります。そして、それは用途によって異なります。読ませるのではなく「見せる」。片言隻語で「理解させる」。思考を“かたち”にするビジネスチャートには、「簡単なことがわかりやすい」というエスプリが生きています。

ビジネスチャートをどのように表すかは、ひとえに作り手に帰結することですが、「これを訴えたい」という強い意志を持つことが、相手に伝わるビジネスチャートを作るための大きな要素だと感じます。本書が少しでもお役に立てたならばうれしく思います。なお、本書で紹介しているいくつかの著名なチャートについて、基本的な説明はしていますが、掘り下げた解説はしておりません。興味のある方は、ロジカルシンキングや図解術等の専門書で知識を増やしてみてください。皆さんの表現スキルが向上されることを願ってやみません。

(本書「はじめに」より)
カバーイメージ
著者:渡辺克之
B5・128ページ・オールカラー・CD-ROM付
本体価格:1,800円+税
ISBN978-4-88166-854-2
 
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目次を表示する ≫
Prologue ビジネスチャートと図解
Prologue1 ビジネスチャートを使って相手に伝える
Prologue2 目的に合わせてビジネスチャートを選ぶ
Prologue3 本書が提案するチャート作りのテクニック

Chapter1 図を使った実例
Section1-1 「状態・構造」を表す
Section1-2 「方向・流れ」を表す
Section1-3 「拡散・収束」を表す
Section1-4 「集合・関係」を表す
Section1-5 「区分・位置 」を表す
Section1-6 「展開・分岐」を表す
Section1-7 「組織」を表す
Section1-8 「階層」を表す
Section1-9 「時系列」を表す

Chapter2 表を使った実例
Section1-2 「整理・分類」する
Section2-2 「関係・位置」を表す

Chapter3 グラフを使った実例
Section3-1 「大小・比較」を表す
Section3-2 「推移・傾向」を表す
Section3-3 「比率・内訳」を表す
Section3-4 「分布・関係」を表す

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